これにて御免仕る

金丸座で、市川猿之助の四代目襲名披露を観劇して来ました。

金丸座は江戸時代より受け継がれし、日本最古の芝居小屋。観覧席も勿論、桟敷です。
感動したのは言うまでもなく、役者と観客のそのあまりの「近さ」に圧巻。。贅沢な数時間でした。

午前の部の演目での猿之助さんの出番は、名作『義経千本櫻』。猿之助一門の真骨頂、宙吊りにどんでんと
派手な演出も目白押しでしたが、三段目「川連法眼館の場」の狐忠信は、初代からの当たり芸。義経の忠臣である忠信と、狐が化けている忠信のキャラクターのコントラストが見事でした。

義経より賜りし「初音」という鼓を得た狐忠信は、「今は、これにて御免仕りまする」と晴れやかに去って行きます。

大切なものを得て、何かを成し遂げた時、人は「留まるその場所」から去るもの。

思えば、このブログはSHELLにとっての第二章の幕開けと共に始まったのでした。


ここいらで一区切り。今は、これにて御免仕りまする。

深謝

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック